KELMSCOTT HOUSE
	ケルムスコット・ハウスは、 1780年代に建てられた家で、1878年にウィリアム・モリスが入居し、Kelmscott Houseと改められたそうです。 この名前は、モリスがオクスフォードシャーのケルムスコットに所有していたマナーハウスにちなんで名づけられました。ケルムスコット･マナーとケルムスコット･ハウスのどちらも、テムズ川沿いに位置しており、この２つの家を船で行き来できることをモリスは気に入ってたそうです。 また、このケルムスコット･ハウスがモリスの終の棲家となりました。 ケルムスコット･ハウスは、現在個人住宅となっていますが、ウィリアム・モリス・ソサイアティの本部が置かれているコーチ・ハウスと地下は毎週木曜日と土曜日の午後２時から５時の間だけ、一般に公開されています。 また、Burne-Jonesとのコラボレーションで製作した美しい本で有名なKelmscott Pressも、この近くで立ち上げられました。 上記、右上の写真がその際に使われたアルビオン印刷機で、現在も稼動可能状態でケルムスコット・ハウスに展示されています。 また、ケルムスコット･プレスで使われた、モリスのオリジナル書体、Troy体の活字なども残っており、興味深かったです。 ロンドン地下鉄District Line、Ravenscourt Park下車、徒歩で10分程度です。 ウェブサイト・リンク、住所は下記のとおりです。 Kelmscott House 26 Upper Mall, Hammersmith, London W6 9TA, UK