The World Of James Herriot, Thirsk, Yorkshire
サースクのマーケット広場から、教会に向かって歩いていくと、この印象的な赤い扉が目に付きます。 これが、「世界で最も有名な獣医さん、ジェームズ・ヘリオット先生」こと、J.A.Wightさんの診療所だった建物です。 Herriot Sagaの中では、Skeldale Houseとして登場します。 この建物は現在、The World of James Herriot"となり、ヘリオット先生に関する博物館になっています。ヘリオット先生のファンならもちろん、ファンでない方も昔のヨークシャーの獣医の生活がわかる、とても面白い内容の展示となっています。 |
玄関には、ヘリオット先生の本名で、表札が出ております。 |
診療所の待合室に使われていた部屋です。 |
書斎に入ると、ヘリオット先生の等身大の人形が本を読んでいました。一瞬、本当にそこに先生がいるのかと思うぐらい、よくできていました。 |
こちらはパンフリー婦人とトリッキー・ウーの人形です。これも気持ちが悪いぐらいよくできていました。 |
ヘリオット先生の診察室です。1940年代から50年代の薬がおいてあるようです。この中には例の紫色の煙の出る薬もあるのでしょうか。 |
ヘリオット先生が家族と食事をしたダイニング・ルームです。 |
子供向けの「目で見る羊」勉強コーナーです。どの羊毛がどの羊から作られるのかわかります。見て楽しむだけでなく、勉強にもなるという凝った展示でした。 さすがヨークシャーで、羊の人形はスウェイルデイル・シープでした。 この他にも、The Visible Dog, The Visible Henなど、家畜勉強コーナーがありました。 |
1940年ごろの獣医の治療道具で、他にもたくさん展示されていました。おどろおどろしい器具が多くて、家畜を扱う獣医さんは大変な労働だということがよくわかります。 |
ヘリオット先生が執筆に使ったタイプライター、Olivetti Lettera 32です。その後は、そのタイプライターで打った、オリジナル原稿です。 |
ヘリオット先生が往診に使ったオースチン・セブンでしょうか。この博物館を訪れた人は、これに乗って記念写真を撮るのがお約束のようでした。 |
世界中で翻訳された、ヘリオット先生の作品です。日本語のものもたくさんありました。 |
スケルデール・ハウスの裏庭です。ヘリオット先生やファーノン兄弟が、夏のけだるい午後をビールを飲んですごした場所です。 |