The World Of James Herriot, Thirsk, Yorkshire



"The World Of James Herriot", Kirkgate 23, Thirsk, a.k.a Skeldale House

サースクのマーケット広場から、教会に向かって歩いていくと、この印象的な赤い扉が目に付きます。
これが、「世界で最も有名な獣医さん、ジェームズ・ヘリオット先生」こと、J.A.Wightさんの診療所だった建物です。
Herriot Sagaの中では、Skeldale Houseとして登場します。

この建物は現在、The World of James Herriot"となり、ヘリオット先生に関する博物館になっています。ヘリオット先生のファンならもちろん、ファンでない方も昔のヨークシャーの獣医の生活がわかる、とても面白い内容の展示となっています。



Name Plate - J.A.Wight

玄関には、ヘリオット先生の本名で、表札が出ております。



Waiting Room

診療所の待合室に使われていた部屋です。



Mr. Herriot, still alive!?

書斎に入ると、ヘリオット先生の等身大の人形が本を読んでいました。一瞬、本当にそこに先生がいるのかと思うぐらい、よくできていました。



Mrs Pumphrey and Tricki-Woo

こちらはパンフリー婦人とトリッキー・ウーの人形です。これも気持ちが悪いぐらいよくできていました。



Mr. Herriot's Surgery

ヘリオット先生の診察室です。1940年代から50年代の薬がおいてあるようです。この中には例の紫色の煙の出る薬もあるのでしょうか。



Dining Room

ヘリオット先生が家族と食事をしたダイニング・ルームです。



The Visible Sheep

子供向けの「目で見る羊」勉強コーナーです。どの羊毛がどの羊から作られるのかわかります。見て楽しむだけでなく、勉強にもなるという凝った展示でした。
さすがヨークシャーで、羊の人形はスウェイルデイル・シープでした。

この他にも、The Visible Dog, The Visible Henなど、家畜勉強コーナーがありました。



Vet's Instruments - circa 1940

1940年ごろの獣医の治療道具で、他にもたくさん展示されていました。おどろおどろしい器具が多くて、家畜を扱う獣医さんは大変な労働だということがよくわかります。



Mr. Herriot's Olivetti

ヘリオット先生が執筆に使ったタイプライター、Olivetti Lettera 32です。その後は、そのタイプライターで打った、オリジナル原稿です。



Austin Seven

ヘリオット先生が往診に使ったオースチン・セブンでしょうか。この博物館を訪れた人は、これに乗って記念写真を撮るのがお約束のようでした。



Translated in various languages

世界中で翻訳された、ヘリオット先生の作品です。日本語のものもたくさんありました。



Backyard of The Skeldale House

スケルデール・ハウスの裏庭です。ヘリオット先生やファーノン兄弟が、夏のけだるい午後をビールを飲んですごした場所です。