Wingham, Kent (June 3rd, 2008)
カンタベリーを出た後、大雨の中を東に向かい、ウィンガムの村に到着しました。 2008年6月の英国旅行、5日目の宿は、このウィンガムのハイストリートにあるベッド&ブレックファスト、ザ・オールド・シップです。 ご覧の通り、茅葺屋根の宿です。かつてはコーチング・インだったのですが、1年ほど前に現在のオーナー、チェリルとクライブのバーカー夫妻が購入してB&Bに改造したものです。 外観は茅葺だわ、ハーフティンバーだわ、古きよき英国そのものです。でも、無線LANやDVDなどの現代的な設備も整っており、部屋はシンプルで清潔、セントラルヒーティングの容量が大きいので、部屋の中はいつも快適ですし、お湯もじゃんじゃん使えます。もちろんオーナーのバーカー夫妻もフレンドリーこの上もなく、とても居心地の良い宿でした。 |
The Old Shipの裏庭です。表からは想像できないほど広い庭があり、そこに色とりどりのバラが咲いていました。 |
ここのB&Bの宿猫、ネルソン君です。クライブに種類を聞いたら、English Big Face、という答えが返ってきました。なーるほど、って顔です。^^;愛想の良い猫でした。 |
我々の部屋からハイストリートを眺めたところ。交通の要衝なので、村といっても結構交通量はあります。 バラの花は、ご主人のクライブが毎日代えているようです。 |
クライブに、「夕食を食べに行くならどこがいい?」と聞いたら、「ドッグ・インはうまいけど料金も高いよ!」と言っていたのが、このパブです。水曜日の夜にはジャズ・ライブもあるようです。 |
クライブが、「ドッグ・インよりリーズナブルだよ。」と言っていたのが、このレッド・ライオンです。 |
上記のレッド・ライオンのバーです。 「初めてウィンガムに来たんだけど、ビターだったら何がお勧め?」と聞いたら、お客さんが、「スピットファイヤがええぞ!」と薦めてくれたので、迷わずそれを選びました。 |
バーに隣接したラウンジです。軽い食事も出来ますが、7時からとのこと。我々が出かけたのは6時ちょっと前、待つには長すぎるので、ここではビターを飲んで、次を探そうということになりました。 |
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で、どこに食事に行ったか、というと・・・。 クライブの絶賛していたインド料理屋さん、Salmaです。 ここも6時からの営業だったのですが、表から店内を覗いていたら、「ちょっと早いけどどうぞ」と入れてくれました。 サモサやカリー・ビンダルー、チキン・ティッカ、グリーン・サラダを頼みました。 ナンやパンの類を頼むと自動的にトッピングが付いてきます。辛いトッピング、甘いトッピング、たまねぎスライスが出てきました。カリー・ビンダルーを頼んだら、「無茶苦茶辛いけど大丈夫か?」と聞きます。普段から辛いものが大好きな私は笑顔で「大丈夫!」と答えましたが、実際出てきたビンだルーは相当辛かったです。でもうまかったですねー。 写真はそのお供で頼んだ地元の瓶詰めエール、マスター・ブリューです。ビール・グラスはインド・ビールのCOBRAのものでした。 |
宿に帰る途中にて。鮮やかなドアでした。 |
宿の階段下に置いてあったベアです。 |
朝食時のオレンジとジュースです。 ここはダイニング・キッチンで食事をするアット・ホームな雰囲気です。とは言うものの、チェリルとクライブは昔パブをやっていたので、道具は本格的なものばかりでした。 |
この宿の朝食も二重丸でした。量も質もとてもよかったです。 ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、ベイクド・マッシュルーム、ベイクド・トマト、これだけ食べてさらにシリアル、フルーツ、ジュース、トースト、ティーまであるんですから、お昼ご飯が食べられないのも当然です。^^; |