Weybridge, Surrey (May 30th - 31st, 2008)



Entrance of Oatlands Park Hotel

2008年5月30日から約2週間渡英してきました。
この旅行で、最初に泊まったのが、Weybridgeの町にあるホテル、Oatlands Park Hotelです。ヒースロー空港から車で30分以内と、便利のよい場所にあるホテルです。

到着後は、時差ぼけで頭がろくに動いていないですから、レンタカーを借り出した後あまり長距離を運転したくないので、近距離にある、というのは重要な選択肢です。

普段はBed & Breakfastに泊まることが多いのですが、到着初日から探すのに手間取るB&Bはちょっと敬遠したかったのと、100室以上ある大きなホテルは事前予約をしておけばB&B並みの値段で泊まれるので、このホテルにしてみました。ちなみに値段は、日本のビジネスホテル並みの値段でした。

このホテルの歴史は古く、英国宗教改革の立役者、ヘンリー8世がよく泊まったんだそうです。つまり16世紀からの歴史がある、ということなんですね。しかし、モダンなホテルにするべく改装に改装を重ねた結果、あまり古い部分は残っていないようです。

これはオートランズ・パーク・ホテルのエントランス前に止まっていたFiat Sports 850です。おそらくゲストの誰かが乗ってきた車だと思いますが、古いホテルには良く似合っていました。




Fiat Sports 850

上記のフィアット・スポーツ850を前から見たところです。後ろ同様、ツートーンカラーになっているのが面白いです。




Guest Lounge at the Ground Floor

オートランズ・パーク・ホテルの1階にあるゲスト用ラウンジです。
このホテルは、ヒースロー空港やロンドンに近いという場所柄、ビジネス客の需要が多いようで、歴史が古いホテルにしては豪華さに振らない実用的なインテリアでした。まあ、その分、値段が安くて助かるのですが。^^;



One of Staircases

ダイニングルームに向かう途中にある階段室です。ここも過度の装飾などはなく実用的ですが、モダンなホテルにはない落ち着きがあります。
ユリの花の生け方がいかにもブリティッシュでした。



English Breakfast

英国についた初日は、とりあえずイングリッシュ・ブレックファストを食べることにしています。

このホテルの朝食は、すべてバッフェ形式ですから、お皿を持って好きなものを好きなだけ取ってくるやりかたです。このあたりもビジネス客の多いホテルらしい割り切り方です。
アメリカ合衆国からのゲストも多いようで、典型的な英国式の朝食メニューに加えて、ハッシュド・ブラウンもありました。おなかが空いていたので、ついもらってきました。^^

味のほうは質実剛健、なんの文句もありません。
トーストラックに載ったブラウンブレッドの薄切りトーストが出てくると、「ああ、また英国にやってきたなあ」と、実感します。



Pub "The Flintgate"

ホテルのゲートをすぐのところにあるパブ、The Flintgateです。ホワイト・ウォッシュの壁がブリティッシュでした。
ちなみにパブの看板は、パブの名前どおり、火打石っぽい石の門が描かれていました。ちょっとべたで、芸がなさすぎでした。^^



Signboard of "Cafe"

上記のパブの表に出ていた朝食およびカフェとしての看板です。
かつては夜専門だったパブも、最近は朝食やランチを提供するところも多くなってきたようです。



The Red Post

英国名物、ロイヤル・メールのポストです。
このポストもいろんな形のバリエーションがありますが、この形が一番ベーシックで好きです。
また、背景に見えるベンチも、ブリティッシュなテイストあふれるものでしたので、アクセントに入れてみました。



Two Keys

窓辺に置いた、ホテルのルームキーとレンタカーのキーです。

英国のホテルのキー・ホルダーは、返却忘れを防止するためにか、大きなものが多いですが、ここのはまずまず小型で、ポケットに入るぐらいのサイズでした。

また、今回借り出したレンタカーはVauxhall Astra 1.9CDTi Auto 5door です。ヴォグゾールというのは昔から英国にあった自動車メーカーですが、その実態はいまやオペルそのもので、オペル・アストラのネームバッジをヴォグゾールに変えたものが出てきました。ネームバッジがヴォグゾールの方がかっこいいので、私としてはうれしいんですが。^^

ちなみに、英国7度目のレンタカードライブで初めてのディーゼルでした。アイドリングの時にカラカラとディーゼル特有の音がするので、アストラに乗っているというよりはトラックに乗っているようなイメージでした。^^
さすがに燃費は良く、15km/lぐらい走りました。英国の空いている道路事情を考慮に入れると、たいしたことはないかもしれませんが。
ただ、世界的なオイルの高騰を受けて、レギュラーガソリンより軽油の方が高いのには往生しました。



Huge Pinecone

オートランズ・パーク・ホテルのガーデンにたくさん生えていた松の木の松ぼっくりです。日本のそれに比べてでかいです。直径5cmぐらいあります。