Walton-on-the-Hill, Surrey (May 31st, 2008)



St. Peter's Church

Walton-on-the-Hillは、サリー州のケント寄りにある小さな村です。

2008年の5月31日に、レザーヘッドのアワ・レディ・アンド・セント・ピーター教会を訪れた後、その南にあるナショナル・トラストのプロパティ、ポルスデン・レーシー(Polesden Lacey)に行きたかったのですが、NTのプロパティの多くがそうであるように、開館時間は11時なんですね。

それで暇つぶしに、M25の向こう側にあるこの村のセント・ピーター教会を見に行ってきました。



St. George; Angel Bearing Crown of Life - by Christopher Whall, 1915+

この教会を訪れた理由は、アーツ・アンド・クラフツ・スタイルの巨匠、クリストファー・ホールがデザインしたこの窓を見るためでした。

ホールのデザインの特徴であるパープルとグリーンの冴えた大天使と、イングランド国旗に象徴される勇猛なセント・ジョージです。ホールの作品としてはトップクラスというわけではありませんが、彼らしい作品だと思います。



Village Scenes - by Jonathan Leckie, 2000

こちらはぐっと新しいウィンドウです。
2000年のミレニアムを記念して作られた、ウォルトン・オン・ザ・ヒルの村の風景を描いたウィンドウです。



Christ Healing the Sick - by James Powell & Sons, 1860

こちらは典型的なビクトリアン・ゴシックのウィンドウです。色使いが鮮やかというか派手というか、その割には凡庸です。^^;ブルーバックの星の描き方はなかなか素敵ですが。

製作したのは、この時代にたくさんのステンド・グラス・ウィンドウを作ったファームのひとつ、ジェームズ・パウエル・アンド・サンズ社です。