Troutbeck, Cumbria
トラウトベックは、ウィンダミア湖の東にある静かな村です。 これはジーザス教会、A592でカークストーン・パスに向かう途中の左側に立っています。 英国の教会は、特定の聖人にちなむ名前をつけるのが普通なので、この教会の名前はかなり珍しいものだと思います。 |
このジーザス教会の東ウィンドウは、モリス商会のデザイナーが総出演で腕を振るったステンドグラスで飾られています。 主にEdward Burne-Jonesによるデザインですが、右下の2点はFord Madox Brown、上の小さな飾り窓はPhilip WebbおよびWilliam Morrisのデザインだそうです。 |
1867年という年代にふさわしく、精緻な描きこみといい、抑えの効いた色彩プランといい、モリス商会の代表作にふさわしいウィンドウに仕上がっています。 |
東窓の右下の拡大です。ここはフォード・マドックス・ブラウンによるデザインです。 バーン・ジョーンズやウィリアム・モリスに比べて、ステンド・グラス的な表現というより、絵画的なアプローチです。 |
もう一つのランセット・ウィンドウは、エドワード・バーン=ジョーンズによるキリスト昇天です。 いかにもバーン=ジョーンズらしいダイナミックで美しいステンドグラスでした |
トラウトベックのタウンエンドには、17世紀のヨーマン農民の住宅があります。 ナショナル・トラストによって保存されており、かつての湖水地方の豪農の生活がしのばれます。 |
タウンエンドの農家の入り口付近です。 |