Tideswell, Derbyshire



St John The Baptist Church

タイズウェルは、ホワイトピークの中でも、かなりダークピーク寄りにある村です。

この村の名物は、なんと言ってもこのセント・ジョン・ザ・バプティスト教会です。

別名、カテドラル・オブ・ピークスと呼ばれるほど、威厳に満ちた教会です。



East Window - a "Jesse" Window by Heaton, Butler and Bayne

ステンドグラスもなかなか美しいものが揃っており、東窓は特に圧巻です。

ヒートン・バトラー&ベインの製作によるイエス・キリストの家系図です。



The "Jesse" Window - Detail

上記の東窓の一部の拡大です。
羊さんの多い地区なので、迷える子羊がよくマッチします。^^;

冗談はさておき、ゴシック・リバイバルの良い部分の出た作品です。モザイクシステムの鮮やかなカラーが、とても美しいと思います。



Newton Window - "Jesus and the Children" by Alfred Fisher

南廊の東端にあるLitton Chapelを飾る素晴らしいウィンドウです。これは20世紀になってからの作品です。



De Bower Chapel Window

作者は不明ですが、これも美しいウィンドウでした。

デザインは後期ビクトリアン・ゴシックなのですが、アーツ・アンド・クラフツ・スタイルの影響、特にバーン・ジョーンズの影響も多少あります。おそらく19世紀末期から20世紀の初頭にかけて製作されたものではないでしょうか。



Post Office

タイズウェルのビレッジショップ兼郵便局です。

郵便局のシンボルカラー、赤が効果的に使われています。



Back Street

タイズウェルの村の横丁です。夏の午後のけだるい静謐がただよっていました。