Sutton Bank, Yorkshire
A170 をサースクから東に走り、Sutton-under-Whitestonecliffという英国で一番長い名前の村を通過すると、急な坂道にさしかかりま す。25%以上の傾斜度がありそうで、結構渋滞していました。エンジンパワーのない車がなかなか上がっていかないようです。 この坂をあがりきったところが、サットン・バンクです。 ヘリオット先生はその数々の著作の中で、「忙しい往診の間にも、ちょっとした休憩時間を見つけて、愛犬と一緒に散歩するのが何よりの楽しみ!」と書いており、このサットン・バンクは彼のお気に入りの休憩場所だったようです。 この写真に写っている崖がホワイト・ストーン・クリフのロウルストン・スカーです。ここは、ヘリオット先生の遺言によって、火葬された遺骨がムーアに散骨された場所だそうです。 |
ここからのヨーク平原の眺めは抜群です。ヘリオット先生の言葉によれば、「ここからはYorkを出た汽車がDarlingtonの駅に到着するまでを見渡すことができる」そうなのですが、私が訪問したときはそこまでは見渡す ことはできませんでした。 |
ヘリオット先生はこのサットンバンクをたいそう気に入っていたので、ホワイトクリフという白い崖の直下にあるサールビィ (Thirlby)という村に別荘を建てて、晩年はそこで暮らしていました。 |
上記の右側に写っている石の建造物は、このサットン・バンクからの眺めを記した、ガイドマップになっていました。 |