Stow-on-the-Wold, Gloucestershire



Market Square

ストウ・オン・ザ・ウォルドは、コッツウォルズの北東の小高い丘の上に位置しています。Woldとは、陸の意味の古い言葉で、それが地名の由来になっています。

A429、A424、A436、さらにいくつかのB道路が交差する、コッツウォルズの交通の要衝です。

そのため、昔から羊毛を扱うマーケット・タウンとして繁栄し、今でもそのマーケット広場は、常に多くの車や観光客の出入りするにぎやかな町となっています。



Market Cross

マーケット広場に建つ、マーケット・クロスです。中世の商取引の際に、信用と公正のシンボルとして、マーケットに建てられました。

何度かの修復はあったものの、15世紀からこの場所に建っているそうです。ガス灯が開通したときには、十字架の下の部分にランタンが入れられたそうです。



St Edwards Hall

マーケット広場に建つ、セント・エドワーズ・ホールです。

このホールは、町の公益資金で1878年に建てられ、以来、町のミーティング・スペースとして使われてきました。

現在は、1階部分が博物館・図書館として使われていました。



The Royalist Hotel

ロイヤリスト・ホテルは、英国建築物の中でグレード2にリストアップされた歴史ある建物で、「英国で一番古いイン」として、ギネス・ブックで認定されているホテルです。

一番最初に歴史に現れるのは、947年ということですから、1000年以上前から、ここで営業しているという恐ろしく歴史の古い宿です。



Shop-front

マーケット広場に面する雑貨屋さんの店先です。

ストウのお店は品揃えも楽しく、観光客に人気があるのもわかります。個人的には、ストウは、「コッツウォルズの三大買い物天国の一つ」だと思っています。ちなみに残りの二つは、バーフォードとブロードウェイ、と思っています。

どこを見ても、蜂蜜色のコッツウォルド・ストーンの建物が並び、コッツウォルズらしさを味わいながらショッピングをするには絶好の場所です。



Tapestry Gallery

これはタペストリー専門店です。

中世風のタペストリーから、ウィリアム・モリスのタペストリーの複製まで扱っています。

モリスのWoodpeckerの複製と同じ柄のクッション・カバーが、お値打ちな値段でしたので、つい衝動買いしてしまいました。



At An Antique Shop

ストウにはアンティーク・ショップがたくさんあります。

これもそんなショップの一つなのですが、ディスプレイが楽しいです。



Bed & Breakfast

ストウの駐車場からマーケット広場までの道路わきには、こんなコッツウォルズの蜂蜜色のライムストーンでできたベッド&ブレックファストがずらりとならんでいます。