Steyning, West Sussex (June 5th, 2008)
ステイニングはブライトンの北西にある、歴史の古い町です。 これはステイニングの古い建物、サクソン・コテッジのドアに絡むバラの花です。 |
ステイニングの八百屋さんの店先にて。ルバーブやリークなど、日本の八百屋さんでは見られない野菜が並んでました。 |
こちらも同じ八百屋さんの店先にて。 |
ステイニングの教区教会、セント・アンドリュー教会です。ノルマン時代の遺物がたくさん残っているので有名な教会です。 |
セント・カスマンの伝説を描いたクリストファー・ホールのウィンドウです。 Saint Cuthman of Steyning は8世紀のアングロ・サクソンの聖人です。羊飼いだったカスマンが彼の病気の母親を手押し車に乗せて旅をしていたとき、神の啓示を受けてこの場所に教会を立てました。つまり、この教会の創始者ということで、この教会にはカスマン由来のウィンドウがいくつもありました。 これはカスマンが羊飼いをしていたときの情景でしょう。 |
こちらは神の啓示を受けて、ステイニングの教会を作り始めたところです。 |
上記2つのウィンドウの上に描かれた天使です。 |
これはポーチにあったウィンドウで、同じくセント・カスマンです。作者がわかりませんが、アーツ・アンド・クラフツ・スタイルの素敵なデザインだと思います。1939年という文字がありますからそんなに古いものではありません。 |
こちらは、アン・グッドマンによる新しいウィンドウ。題材はやはりセント・カスマンです。アーティストによって同じ人物でも造形がずいぶん違っていて面白いです。 |
こちらはぐっと新しくなり、現代英国を代表するステンド・グラス・デザイナー、マーク・アンガスの窓です。 教会資料には載っていませんでしたが、アンガスのウェブサイトを見ると、2000年にステイニングのウィンドウを作った、とありますので、アンガスの作品と見て間違いないと思います。抽象的な表現の美しいグラスでした。 |