Speldhurst, Kent (June 3rd, 2008)
ビドボロから南に10分ほど走ると、スペルドハーストに到着します。これはその村の教区教会、セント・メアリー・ザ・バージン教会です。 |
セント・メアリー・ザ・バージン教会のタワーです。 |
この教会のポーチです。うれしいことにドアは開いていました。 この教会は、古いモリス商会のウィンドウのコレクションが、ケントで一番充実しているはずなので、ぜひ訪れてみたかった場所です。 |
この教会の顔、東窓です。バーン・ジョーンズのデザイン、モリス商会の製作で、図柄は定番のCrucifixionです。年代が1905年と、両者の死後なので、デザインはワンパターンです。 |
上記東窓のトレーサリーです。 ここも定番のデザインのオンパレードです。 |
The Vesiga by Burne-Jones この教会の宝とも言うべき、素晴らしいウィンドウでした。 |
西の北側にある2連のミンストレル・エンジェルです。 ウィリアム・モリス自身によるデザインで、いくつかの教会で見ることができますが、スペルドハーストのものは出来が良いです。下記にそれぞれの拡大版を載せておきます。 |
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四大福音記者のうち、聖ルカと聖ヨハネです。ルカのシンボルは牛、ヨハネのシンボルは鷲です。 これも繰り返し使われた定番デザインですが、1875年のものですから出来は良いです。 |
四大福音記者の残り二人、聖マタイと聖マルコです。マタイのシンボルは天使、マルコのシンボルはライオンです。 |
聖処女マリア様とセント・エリザベスです。聖処女マリアのシンボルは白ユリです。 |
こちらも定番のセント・グレゴリーとセント・オーガスチンです。 |
時代が新しくなっておりますので、人物の表情の描きこみがワンパターンになってきています。 |
セント・ワルブルガです。教会資料には載っていないのですが、おそらくバーン・ジョーンズのデザイン、モリス商会の作品ではないでしょうか。 |