Shipton-under-Wychwood, Oxfordshire
シプトン・アンダー・ウィチウッドは、バーフォードからA361をチッピング・ノートンに向かって北上したときに通る村です。 この村の西にはMilton-under-Wychwood、東にはAscot-under-Wychwoodという村があります。かつては、ウィチウッドの森はとても大きな森だったことがうかがえますが、現在はのどかな田園地帯になっています。 また、この村のパリッシュ・チャーチには、モリス商会後期のステンドグラスが2枚あります。 |
モリス商会が製作したと思われる、1枚目のステンドグラス・ウィンドウ。 後期のものというだけで具体的な年代はわかりませんが、モリスもバーン・ジョーンズも亡くなった後の時代に、かつてのデザインを焼きなおして使った作品でしょう。 |
上記の右の大天使の拡大です。重いです。 |
モリス商会が製作したと思われる、2枚目のステンドグラス・ウィンドウ。 こちらになると、いよいよモリスもバーン・ジョーンズもいない後期のものという印象が強くなります。かつての人物像の流れるような自然なラインは影を潜め、より形式ばった堅苦しい雰囲気のグラスになっています。 |
拡大してみると、Burne-Jonesのデザインとは思えないほど、躍動感がなくなってしまっています。晩期のモリス商会のウィンドウは、本当につまらないものが多いです。 |
戦後のモダン・グラスです。 |
オコナーによる美しいビクトリアン・ゴシック・ウィンドウです。 |
この教会で一番見ごたえのある窓です。バロン・ラティマーが戦後に作ったもので、13世紀のラウンデル・スタイルで作成されたカラフルなウィンドウです。 |
上記の拡大です。中世っぽい描きっぷりですが、ユーモラスでよいです。 |