Selborne, Hampshire (June 6th, 2008)



The Selborne Arms

セルボーンはハンプシャーの田舎です。ジェーン・オースティンやトーマス・ハーディの世界が広がっており、時計の止まったようなのどかな村でした。
これはその村のパブ、セルボーン・アームズです。このパブの裏に、村の共用駐車場があります。


An Old Land Rover

英国のカントリーサイドでよく見かけるランド・ローバーです。埃がびっしりとついた後姿を見ると、ああ英国だなあ、とひたぶるに感慨に浸ります。^^;



Entrance of Gilbert White's House and The Oates Museum

セルボーンの村の名物は、このギルバート・ホワイトズ・ハウス・アンド・オーツ・ミュージアムでしょう。私もこれがあるのでセルボーンにやってきました。

ギルバート・ホワイトは、英国の博物誌の元祖とも言う人で、その人が生まれたのがこの家です。家全体がその当時の雰囲気を生かした博物館になっています。

また、この家を購入してずっと住んでいたオーツ家の博物館ともなっています。中でも目を引くのは、南極探検史に残る悲劇の遭難の展示です。このオーツ家の一員だった、ローレンス・オーツは、あの悲劇の、スコット隊の一員だったのでした。



The Tea Guild 2008

このギルバート・ホワイトズ・ハウスにはティールームが併設されています。ここは、美味しい紅茶の飲める店として、ティー・ギルドから認定を受けた数少ないティー・ルームのひとつです。我々もここでクリームティーを昼食代わりにいただいてきましたが、確かに美味ですし、静かでゆったりとした雰囲気が落ち着けました。



Roses in the garde

このハウスにはガーデンもあり、季節が合えばキングサリのトンネルを見ることが出来ます。我々が訪問した6月上旬には、ほとんどが散ってしまっており、あと2週間ぐらい早く来ないとその盛りは見ることが出来ないようです。



On the green

英国の公園はどこでもそうですが、くつろげそうなベンチが要所要所に置いてあり、そこで新聞や本を読む人の姿をよく見かけます。



An Old Car

英国のカントリーサイドでは、こんな古い車をよく見かけます。セルボーンのような村にはよく似合います。