Saddleworth, Yorkshire
ウェスト・ヨークシャーのリッポンデンからA672でペナイン山地を越えてくると、サドルワースに至ります。 この地区は、歴史的・文化的にヨークシャーに所属するにもかかわらず、1974年に行政上の理由で、ランカシャー側に組み入れられたという複雑な歴史を持った地区です。 これはその入り口、デンショウの村の手前、ブリーク・ゲート・ムーアの荒涼とした風景です。 |
「まんずサドルワースはヨークシャーだべ!」と言わんばかりに、3匹のスウェイルデールシープがこっちをにらんでいました。 |
このムーアには、馬によるペナイン山地の横断ルート、ペナイン・ブリドルウェイが通っていました。これはその道標です。 それにしても荒涼とした道で、天気の悪い日に通ったためか、哲学的なムードが漂っていました。 |
サドルワースの中心とも言うべき村が、アッパーミルです。 なぜかこの日は、メインストリートの店先に、アメリカ国旗が多数出ておりました。アメリカの要人が訪れていたのでしょうか。 |
アッパーミルにあるサドルワース博物館です。 この地区の歴史を学ぶにはぴったりの場所です。それにしても展示を見ていて思うのは、ランカシャーとヨークシャーの確執です。 バラ戦争まで遡るらしいですから、執念深いと言うかなんと言うか、、、。^^; サドルワースはもちろん白バラ、ヨークシャー側です。 |
こんなペナイン山脈寄りのところにも、運河がありました。リーズ・リバプール運河の支脈のひとつでしょうか。これはサドルワース博物館の裏手で、ナロウボートがもやわれていました。kの博物館の掲示板を見ると、時間を決めて運河クルーズもやっているようでした。 |