Polesden Lacey (NT), Surrey (May 31st, 2008)



Polesden Lacey House

サリー州のレザーヘッドの南にある、ナショナルトラストのプロパティ、ポルスデン・レーシーのハウスです。
この家は、エリザベス女王のお母上とジョージ6世がハニームーンを過ごされた由緒ある場所です。
ビクトリアンよりちょっと明るくて軽めなエドワーディアンのインテリアが素敵でした。

昨年まで、7年間ずっとナショナル・トラストの会員だったのですが、今年の更新を忘れてしまいました。^^;
しょうがないので、今回最初に訪れたナショナル・トラストのプロパティであるこのポルスデン・レーシーで、再度入会の手続きをしました。
年会費は、二人で77GBPと安くはないですが、5つぐらいナショナル・トラストのプロパティを回れば元が取れる計算です。^^




Polesden Lacey Garden

ポルスデン・レーシーの魅力はハウスだけでなく、その広大に広がるガーデンにもあります。
あまりに広いので、ウォーキング・コースも様々なヴァリエーションがあるようでした。



Old Roses

ここの庭に咲き始めたオールド・ローズです。
枝が太く、毛羽立ったような棘が生えていましたから、ローザ・ガリカの1種でしょうか。クラシカルですが色鮮やかなバラでした。



Griffon

ハウスからガーデンに出るところにあったグリフォンの飾りです。
日本で言えば狛犬って感じでしょうか。



Walled Garden

ここのガーデンにも、レンガの壁によって仕切られているウォールド・ガーデンがあります。
残念ながら、その壁を覆うバラは、まだあまり咲いていませんでした。



Iron Gate

ウォールガーデンの仕切りです。紫色の花は名前がよくわかりませんが、英国ではよく見る花です。



Fire Coloured Fire Appliances

何気なく置いてあった、いにしえの消防ポンプです。ものを大切にする国ですから、単なる飾りではなくまだ実用品なんだと思います。



Sun Dial

日時計ですね。まわりにはアヤメが咲いていました。
日本の庭師さんだと、枯れた花は摘んでしまうのでしょうが、英国では、花ガラはそのままにしてあるケースが多いです。



Mom & Son?

バラのトンネルの中を、年老いたお母さんと一緒に歩く息子さん、でしょうか・・・。このバラ、ほとんど咲いてませんでしたが、全開したらさぞかし見事なバラのトンネルになるんでしょうね。