Paddock Wood, Kent (June 2nd, 2008)



St. Andrew's Church

パドック・ウッドはロイヤル・タンブリッジ・ウェルズの北北東にある村です。
これはそこの教区教会、セント・アンドリュー教会です。
建物のデザインから判断すると、まだ新しい今世紀に入ってからのものと思われます。




East Window - by Edward Woore, 1936

アーツ・アンド・クラフツ様式のステンド・グラス・デザイナー、Christopher Whallに師事したEdward Woore (1880 - 1960)の作品です。
図柄は教会の名前にちなみ右がSt. Andrewです。中央はGood Shepherd、右がSt. Peterです。



Good Shepherd

上記のエドワード・ウーアの「良き羊飼い」の拡大です。
このテーマは、バーン・ジョーンズのデザインによるモリス商会の図柄が有名ですが、ウーアの作品はアーツ・アンド・クラフツ的なテイストを残しながらも、よりダイナミックな「良き羊飼い」となっています。



Symbols of passion - by Carl Edwards, 1962

キャロライン・ベニヨンの父上、カール・エドワーズによる「情熱の象徴」という作品です。
上記のウーアの東窓の上のトレーサリーになっていました。



West Window - by Joan Howson, 1955

これも新しいウィンドウで、1955年にジョアン・ハウソンによって製作されました。



West Window (Below)

上記のハウソンの窓の下にあるメモリアル・ウィンドウです。資料ではWooreの作品となっているのですが、現物を見た限り違うようです。