Middleham, Yorkshire



Bridge over River Ure

このミドルハム・ブリッジは、ユア川に架かり、隣町のウェンズリーデールのレイバーンとミドルハムを結んでいます。

古そうに見えますが、たいしたことはなく、19世紀前半にに造られたものだそうです。ただし、初代の橋は吊橋だったのですが、それが崩壊しまったので、この2代目に代わったとのことです。



Market Cross

ミドルハムのマーケット広場と、そのマーケットクロスです。

ミドルハムは、カバーデールにおいて「スウェイルデールにおけるリッチモンドの役割」をしている町だそうです。つまり、カバー川の下流、カバーデールの入り口にある村です。

ヘリオット先生によれば「美しさとロマンティックな設定ではリッチモンドが上だが、歴史的な事件の多さで考えればミドルハムのほうが上」と書いているとおり、歴史に彩られた街です。



Season of Hay Transporter

ミドルハムのマーケット広場にヘイ運搬車が入ってきたところです。方角からして、カバーデールのどこかから運んできたのでしょうか。

この写真を撮ったのは8月中旬。農家がヘイを刈り取り、冬に備えて貯蔵を始める季節です。ヨークシャーの田舎に行くと、よく見かける光景です。

このヘイ運搬車、極めて鈍足で、この後についてしまったら大変です。ヨークシャーの道は狭いですから、抜くに抜けません。結果として、ヘイ運搬車の後ろに大名行列のように車が列なる、という光景になります。



Memorial School

教会にしては妙な形をしているなあ、と思ったら、これはメモリアル・スクールだそうです。



Norman Castle of Middleham

ミドルハムでの一番の名物は、この12世紀にさかのぼる、ノルマンスタイルのお城でしょう。
ここは、「キングメーカー」として有名なウォリック伯リチャード・ネヴィルを始めとする、ネヴィル一族の居城でした。

また、英国王リチャード3世は、ネヴィル家のレディ・アン・ネヴィルと結婚し、ミドルハム城にしばらく住んでいたことがあるそうです。

しかし、リチャードがボスワースの戦いで倒れ、プランタジネット朝が絶滅したときに、同時にミドルハム城の華やかな歴史も幕を閉じたのだそうです。

それ以来、城の壁は取り壊され、その一部はミドルハムの町の建物を建てるのに使われたとのことです。



Richard III at home

私がミドルハム城を訪問したときには、門の前にこんな看板が出ていました。「本日はリチャード3世は在城」ということなのですが、これはお城の中に入って、その理由が分かりました。




Drama played in the castle

つまりこの日はスペシャル・イベントとして、リチャード3世の歴史劇をお城の中で上演していたのでした。