Macclesfield, Cheshire
マクルスフィールドはマンチェスターの南東に位置する町で、かつては絹織物産業で栄えました。駅の西北にある丘の上に立つのは、パリッシュチャーチ、セント・マイケル教会です。 |
この教会のサヴェジ・チャペルには、ゴージャスなモリス商会のステンドグラスウィンドウがあります。 バーン=ジョーンズの後期の傾向、ウィンドウ複数を使ってひとつの絵を描き出すと言う作風がわかります。 |
こちらが上記の窓の拡大したところです。 シンプルで、あまりひねりがないので、バーン=ジョーンズの死後の作品のような気がします。 |
モリス商会の定番テーマ、Faith, Charity and Hopeです。 このテーマは、3つぐらいバージョンがあります。一つ目はOxfordshireのBicesterにある、ウィリアム・モリスのデザインによるものです。二つ目は、一番多く見るもので、OxfordのChrist Churchが代表例です。 そして、これが3番目です。一番パターン化が激しく、ずいぶんあっさりとした作品になってしまっており、一番つまらないです。 |
上記ウィンドウのFaithの拡大です。 |
上記のCharityの拡大です。 |
上記のHopeの拡大です。 |
これもモリス商会の定番デザインです。 |
これはキリストの降誕を描いたネイティビティだと思います。これもいくつかのパターンがありますが、マクルスフィールドのこの作品は、あまりみかけないデザインです。 |
上記の拡大です。 |
上記の拡大です。 |
モリス商会の定番キャラクター、紋章と組み合わせてあるところが珍しいかもしれません。 |
これも上記のウィンドウとペアになっているモリス商会のウィンドウです。 |
パルピットの奥というわかりにくいところにあった、クリストファー・ホールのウィンドウです。この教会のウィンドウの中でピカイチの作品です。 ボランティアで教会で働いている初老のおじさんが、「ホールのウィンドウもあるよ」と教えてくれたのでわかったのですが、言われなかったら絶対に見つけられなかったと思います。 そのぐらいわかりにくいところにありました。 |
ホールのウィンドウの拡大です。 |
ホールのウィンドウの拡大です。光が飛び出してくるような、ホール特有の描写です。 |
ホールのウィンドウの拡大です。 |
この教会にあった、他の作家のウィンドウです。私の目には、Charles Eamer Kempeに見えました。 |
この教会にあった、他の作家のウィンドウです。 |
この教会にあった、他の作家のウィンドウです。 |