Leeds, Yorkshire



Leeds Railway Station

リーズの鉄道の玄関口、リーズ駅です。

英国でロンドン、グラスゴーに次ぐ、第3の人口を抱える産業都市の割には、簡素な駅です。

郊外には、リーズ&ブラッドフォード国際空港(LBA)があり、ヒースロー空港からのフライトがあります。リーズは、いわばヨークシャーの玄関とも言うべき都市です。



Leeds City Markets

リーズは、19世紀ビクトリア朝時代に羊毛加工紡績で栄えた町で、町の中心部には、アール・ヌーボーの複雑な曲線でデザインされたおしゃれなショッピングモール、ビクトリアン・クォーターがあります。

これは、リーズの中心街にあるその当時の建物で、中はショッピングストリートになっています。

また、この町にはインド人や中国人、カリブ海諸国からの移民が多く、きわめて国際的な町となっています。そのため、治安に関しても、他の英国北部の地域に比べていまいちだそうです。(とは言っても、ロンドンのようなことはないそうですが。)



Leeds County Arcade

これもヴィクトリアンスタイルのショッピングゾーン、カウンティ・アーケードです。



Arthur Ransome's Birth Place

リーズの隣町、Headingleyには、「ツバメ号とアマゾン号」で知られる英国児童文学の大家、アーサー・ランサムの生家があり、家の玄関には「この家でアーサー・ランサムが誕生した」ことを記念する、ブルー・プラークという青い円盤がかかっています。

英国によく見かける赤いレンガ造りの住居でした。住所は 6, Ash Grove, Headingley となっています。

ヘディングリーは、クリケットの国際試合(と言ってもコモンウェルスの国だけでしょうが)の行われるフィールドがあるので有名です。また、近くにリーズ大学もあります。



Ascot Grange Hotel, Headingley

これもアーサー・ランサムゆかりの建物です。上記のランサムの生家に近いところにあり、ランサムが幼少時代を過ごした家の一つのようです。ランサムの父親は、リーズ大学の元となるカレッジで教鞭をとっていたので、このあたりに住んでいたのでしょう。

2003年の夏に一泊しましたが、ごく普通の英国のゲスト・ハウスでした。

住所は、128 Otley Rd, LS16 5JX Leeds となっています。



Bryan's Fish and Chips

ヘディングリーのレストラン、Bryan's のプレミアム・ハドックです。

ブライアンズは、リーズ在住の後輩に連れて行ってもらったレストランで、フィッシュ&チップスでは、リーズで1、2を争うレストランだそうです。

クリントン元大統領と浮名を流したモニカ・ルインスキーも訪れたことがあるんだそうです。

さすがに「プレミアム」というだけあって、立派なハドックで、油も臭くないし、衣はクリスピーだし、身がぷりぷりに締まっていて、すこぶるうまかったです。ただし、あまりにも巨大で、とてもチップスまで食べきれませんでした。