Kirkby Lonsdale, Cumbria
カンブリアの東南、隣はもう北ヨークシャー、という位置にある古いマーケットタウンが、カークバイ・ロンズデールです。 Kirkは、Churchの古形で、この名前がつく町はかなり歴史が古いようで、この町はその教区教会、セント・メアリー教会とともに発展してきたようです。 |
私たちが訪れたとき、カークバイ・ロンズデールのマーケット広場は、その名前のとおり、マーケットデイにあたっており、いろいろな露店が出店していました。 |
CDもマーケット広場の屋台で売っていました。アイルランド民謡だとか、グレゴリアン・チャントだとか、マイナーなものばかり買ってしまいました。安かったです。 |
マーケットに出ていた、移動魚屋さんです。 ヴァンの後ろが、冷蔵庫になっており、ドアを開けるとすぐに開店できると言う、便利な仕掛けになっていました。 |
古いマーケットタウンと言えども、コンビニエンス・ストアは必要不可欠のようです。 これは日本でもスーパーマーケットを展開している、SPARです。 |
Kirkby Lonsdaleの象徴、セント・メアリー教会です。 入り口のところに、「必ずドアを閉めてください。ツバメが入ってきます。」という紙が貼ってありました。軒下ではなく、教会の中にまで巣を作るんでしょうか。 |
ステンド・グラスの定番テーマです。 モリス商会のものが有名ですが、こちらはヘンリー・ホリデイによるものです。 カンブリアのアイリッシュ海側のPonsonbyの教会にも、ホリデイによるFaith, Charity and Hopeを見ることができます。 カークバイ・ロンズデールのデザインの方が古く、ポンソンビィのデザインのほうが、ホリデイ後期のスタイルとなっています。 |
上記のFAITHの拡大です。 |
これも上記のCharityの拡大です。 |
これも上記のHopeの拡大です。 |
この窓は、19世紀末期の違うデザイナーによるものだと思います。アーツ・アンド・クラフツ・スタイルの影響を受けた、なかなか美しい窓でした。 |