Horsehouse, Yorkshire
ホースハウスはカヴァーデイルの奥地の入り口にあたる村で、南側には、このGreat Haw, Little Whernside, Great Whernsideと言う、このあたりでは標高の高い山が列なっていきます。 ヘリオット先生いわく、「カヴァーデールは、もっとも寂しくて荘厳なデール」、という説がなんとなくわかる景色です。 カヴァーデイルは、この先の峠道こそ、その本領を発揮すると言われているのですが、私は残念ながら、ホースハウスで引き返さざるを得ませんでした。いつの日か、この峠を越えて、ケトルウェルまで行ってみたいものです。 |
ホースハウスのビレッジ・パブ、スウェイト・アームズです。無愛想なカヴァーデイルらしく、パブ・サインすらありませんが、花はありました。 |
スウェイト・アームズの玄関先です。 黒板を見ると、毎日バー・ミールを出すようですから、このあたりで働く農家の人や、ウォーキングする人には便利な存在なのでしょう。 ちなみにこの建物は結構古くて、画面中央やや上の黒い板に1808という年号が書いてありました。 |
ホースハウスの教区教会です。教会の名前は、St Botolph's Church、今まで聞いたことのない聖人の名前です。なんとなく北欧的な響きで、さすがデーン人が住んでいたカヴァーデール、なんて思いました。 |
地味な色彩に支配されているホースハウスの村でしたが、この一画だけ、色にあふれていました。電話ボックスとロイヤルメール・ポストの赤、そして色とりどりの花です。 |
囲いにぶら下がっているものは、何なんでしょう? 「羊の餌って草だろう、なんで餌をやる必要があるのかな?」と、これを見たとき思いました。 帰国後、ヘリオット先生の小説をもう一度読んでみたときに、「羊は草さえ食べていれば良いのではなく、ミネラル分を摂るために、時々は塩をなめさせないといけない。」と言うエピソードがあったのに気がつきました。これは塩分補給させる特別食の給餌設備なんでしょうか・・・。 |