Edenbridge, Kent (June 2nd, 2008)
イーデンブリッジは、サリーからケントに入ってすぐのところにある村で、ハーフ・ティンバーとレンガでできた家が目立つ町です。チューダー様式よりもう少し簡略化されたハーフティンバーですね。 |
こちらもハーフ・ティンバーのお店です。看板を見ると、Eden Beauty Threrapyとなっており、美容院のようでした。クラシックな外観とは裏腹に、中では若い今風の女性が働いていました。 右の門はイーデンブリッジの教区教会、St. Peter & St. Paul ChurchのLychgateです。 |
上の絵からさらに歩いていくと、セント・ピーター&セント・ポール教会に行き着きます。 |
上記のリチゲートの彫刻です。教会のリチゲートは、彫刻などがあしらわれていて、なかなか美しいものが多いです。 ここのドアを開けるまでどきどきでした。 というのは、Bromley以来、Beckenham, Warlinghamと教会のドアが閉まっていて、特に見たかったKarl Parsonsのウィンドウが見ることができなかったからです。 またWoldinghamはドアは開いていたけど、お葬式の最中で西窓だけしか見ることができませんでした。 「今日は前半戦は好調だけど後半戦はひょっとすると運が悪いかも・・・」と思い始めたところだったからです。 |
ここの教会はドアが開いていました。ラッキーです。^^v 教会で一番リキを入れるのが、祭壇のある東窓です。ここの教会はエドワード・バーン・ジョーンズのデザインしたモリス商会のウィンドウでした。この十字架刑をテーマにしたデザインは、東窓のデザインに多いように思います。 また、このモリス商会のCrucifixionのデザインは、相当たくさんコピーがあると思います。私の見たことがあるのは5つぐらいですが、全英にはすごい数になりそうです。 バーン・ジョーンズとウィリアム・モリスが亡くなった後、とりあえず量産したんだと思いますが、できはそれなりのもでしかなく、両者が存命中に作られたウィンドウとは迫力が違います。 |
下の大きな窓が刺身とすれば、このトレーサリーの部分は刺身のツマになるところです。^^; モリス商会製のウィンドウの場合、ここにはたいてい音楽を演奏する天使、Minstrel Angelsが描かれることが多いようです。 |
女流ステンド・グラス・デザイナー、キャロライン・ベニヨンの21世紀に入ってからの作品です。硬質な美しさを持ったウィンドウでした。 |
上記のガンダルフのクローズアップです。 |
上記のキャロラインが、夫のトニーとともに作ったウィンドウです。鶏をあしらったシンボリックなウィンドウです。 |
Charles E. Mooreの作品です。1946年という制作年代を考えると、えらくクラシックなデザインです。見るからにビクトリアン・ゴシックですから、100年の桁が1つ多いんじゃないか、と思いましたが、こういう作風のデザイナーなんですね。 右側の聖人は、セント・クリストファーです。赤ん坊のキリストを背負って川を渡っている絵が定番です。旅人の守護聖人ですので、この聖人を見ると、旅行の安全をつい祈念してしまいます。^^; |
コープのエデンブリッジ店です。ロゴマークがCOOPの組合せになっており、日本のコープ同様、大きなスーパーマーケット、という感じでした。 |
COOPのフルーツ、野菜売り場です。英国ではVegetableとフルに書かずに、"Veg"と省略して表記されるのをよく見かけました。 左の柱にぶらさがっているのは、クルトンのパックでした。 |
日本同様、英国でも半調理した野菜のコーナー、だんだん大きなスペースになってきているような気がします。働く女性、独身者が増えているからでしょう。 |
こちらはビン入り、缶入りのソースコーナー。 イタリアンなソースが多くて驚きました。パスタを頼むとくったくたに茹で上げられて、アルデンテもへったくれもないものが出てくることの多い英国ですが、イタリア料理そのものは人気があるようでした。 |