East Witton, Yorkshire



Gate of Braithwaite Hall

イースト・ウィットンはA6108沿いにある小さな村です。この奥には、National Trustのプロパティでありながら、Bed & Breakfastもやっているという、Braithwaite Hallがあります。

2003年にここに宿泊しましたが、たどりつくまでが大変でした。イースト・ウィットンの長いビレッジグリーンを奥まで進むと、さらに奥に入っていく細い道があります。これをどんどん西に向かって進んでいきます。周りを見渡してもB&Bらしきものは見つからない、、、、。気がつくと、Coverhamまで行ってしまいました。そこのロード・サインを見て、行き過ぎたことに気がつき、戻ってきて、ようやくこのB&Bのサイン気がつきました。

NTの柏葉の看板が出ていれば、すぐにわかったのでしょうが、それは出ていなかったのです。



Braithwaite Hall

Braithwaite Hallの重厚な外観です。
NTの説明によれば、17世紀のファームハウスで、暖炉やオークのパネリングや階段などは、オリジナルのまま保存されているとのことです。

現在居住しているMr.Duffusの話によると、NTの施設として見学に来るゲストは、一月に数人ぐらいしかいないそうです。




Entrance

ホールの中庭、そして入り口です。私が宿泊したとき、もう一組ゲストが入っていました。二部屋しかないB&Bとしては満室ですから、結構流行っているのかもしれません。



Drawing Room

このドローイング・ルームのオークパネルは、オリジナルのままだそうです。壁に置いてある家具はヨークシャー・キャビネットという伝統ある逸品でした。



Fireplace

この暖炉も、300年前のオリジナルのままだそうです。もちろん現役だそうです。



Twin Room

私の泊まったツインルームです。フォー・ポスター・ベッド、しかも手の込んだ細工のされた逸品です。

このTwin Roomの料金は一泊40GBP、私はSingle Occupancyだったので35GBPでした。(2003年当時)

それにしても趣味の良いナショナル・トラストの宿がこの値段で泊まれるというのは、激しくお値打ちです。



Coverdale seen from window

窓の外には、のどかで美しいカバーデイルの風景が広がっていました。



Farm

Braithwaite Hallは、現在でも農家です。これはホールから少し離れたところにあるファームの建物です。



Pub Sign - The Blue Lion

East Wittonにあるガストロ・パブ、ブルー・ライオンの看板です。

Braithwaite Hallに泊まったとき、ここでディナーを食べましたが、うまかったです。

スターターにパルマ・ハムのサラダ、ピカリリ、アーティチョーク、オリーブ添え。メインコースはダックの胡椒風味、ポルト酒とクランベリーのソースを選びました。

ポルト酒を使ったソース、かなり苦みばしった良い味でした。ここのガーニッシュは、さやえんどうとザワークラウトで、普通のパブ飯とはかなり違っていました。



The Blue Lion

帰りに駐車場を見ると、Bentleyが停まっていました。そういう客層も来るレストラン、ということのようです。



Sunset in East Witton

ブルー・ライオンでのディナーを終わって、ブレイスウェイト・ホールへ帰り道、イースト・ウィットンのビレッジ・グリーンです。