Cranbrook, Kent, (June 1st, 2008)
クランブルックは庭園で有名なシシングハーストの南西にある町で、別名"Capital of the Weald"と呼ばれるように、このケント丘陵地帯の中心をなす重要な町です。建物の多くは15世紀から19世紀建てられ、道路もいまだに中世のレイアウトそのものが残っています。 このクランブルックのランドマークが、このユニオン・ミルと呼ばれる風車です。1814年に建造され1870年までは現役のミルとして穀物の製粉をしていたそうです。最近になって修復され、一般見学者にも解放されています。ちなみに英国に現存する風車としては2番目の高さを誇るのだそうです。 |
クランブルックのハイ・ストリートの眺めです。日曜日だったため、お店の多くは閉まっており、ウィールドの首都としての賑わいは感じられませんでした。 |
看板によれば、「世界で一番早い床屋」なんだそうです。 日本にも10分1000円で散髪してくれる床屋さんがありますが、もっと早い、ということなんでしょうか。^^ |
靴の修理屋さんの店先にあった看板というか、ジオラマですね。人形の表情が少々不気味でした。^^ |
クランブルックのパリッシュ・チャーチ、セント・ダンスタンです。ハイストリートの東端にありました。 |
ポール・ウッドラフのデザインですが、アーツ・アンド・クラフツ様式ではなくビクトリアン・ゴシックに近いテイストのデザインです。珍しい。^^ |
上記のウッドラフのウィンドウの中のセント・セシリアの部分です。セント・セシリアは、音楽家と盲人の守護聖人だそうです。 |
この教会に多かったのは、Charles Eamer Kempeのウィンドウです。ビクトリア時代から今世紀初頭まで絶大な人気を誇ったステンドグラスデザイナーで、繊細で上品です。でも、近寄りがたいような格式ばった冷たい感じのするデザインで、あまり好みではありません。^^ |