Carperby, Yorkshire



Pub&Inn, The Wheatsheaf

エイスガースの北にカーパービィという小さなハムレットがあります。これはそこにあるパブ&イン、ザ・ウィーツシーフです。典型的なデイルズのイン、といった外観です。



James Herriot's Honeymoon Stay

このウィーツシーフは、その昔、ヘリオット先生が新婚旅行で宿泊した際の宿で、ご丁寧にこんなプラークが外壁に取り付けてありました。

ヘリオット先生によれば、「料理のとても美味しいホテルなので新婚旅行の際にここに行きたかった」とのことでした。



Bar

Wheatsheafのバーの眺めです。コージーな雰囲気の、典型的なデイルズのパブです。
Theakston’s Bitterを頼みました。



My Dinner

食事はミント風味のラムチョップを頼みました。
ガーニッシュはチップスと絹さや、ブロッコリー、カリフラワー、にんじん。なかなかうまかったです。当然ヘリオット先生の時代とは違うコックでしょうが、よい伝統は守られていました。



Lounge

こちらはラウンジです。若き日のヘリオット夫妻も、ここでくつろいだのでしょうか。



James Herriot's Signature

オーナーさんが、歴代伝わる宿帳を見せてくれました。そこには、その新婚旅行の際の、ヘリオット先生のサインが残っていました。1942年の最後のほうですが、ヘリオット先生の本名で、Mr.Mrs J.A.Wight, Thirskとなっておりました。



Greta Garbo's Signature

こちらもレアものです。上記の宿帳には、往年の銀幕スター、グレタ・ガルボのサインもありました。

1943年1月7日に、Greta Garboの署名がありました。住所がハリウッド、というのが笑えます。
リッチモンドの南にカタリック・ギャリソンという軍隊の町があり、そこにグレタ・ガルボが慰問に来た際に、ウェンズリーデールにも立ち寄って、このウィーツシーフに泊まったのだそうです。



Cigarett Vender

これは、英国ではあまり見かけない、タバコの自動販売機です。

一箱4.5GBP(当時のレートで900円)とは高いですね。日本でもこんな値段になったら、さすがのヘビースモーカーの私でも禁煙せざるを得ないかもしれません。



Morning in Carperby

のどかなカーパービィの朝です。左側の年季の入ったランドローバー、この村の雰囲気にぴったりでした。