Camberley, Surrey (June 12th, 2008)
エヴァースリーから南に向かい、A30でカンバーリーの街に向かいました。ここはロンドン近郊のベッドタウンという風情の町でした。 これはその町のカトリック教会、セント・タルシシウス教会です。 |
セント・タルシシウス教会の内部です。正面の東窓は、アーツ・アンド・クラフツ・スタイルのステンド・グラス・デザイナー、ポール・ウッドラフの作品です。 |
これが東窓の中央部です。ウッドラフの典型的なデザインです。 |
トレーサリーの一部です。ウッドラフはアーツ・アンド・クラフツ系のデザイナーの中でも、ヴィクトリアン・ゴシックに傾いたデザインをする傾向が強いようです。 |
こちらもウッドラフの1945年の作品です。 |
これもウッドラフ。Eliz Woodroffeという方のメモリアル・ウィンドウでした。ご親戚でしょうか。 |
西窓です。ビクトリアン・ゴシックの大家、ハードマンの工房による作品ですが、1958年ですからそれなりにモダナイズはされていました。 |
上記のセント・タルシシウス教会から5分ほど走ったところにあるセント・メアリー教会です。こちらは英国国教会の教会です。右側の入り口が託児所の入り口になっていました。 |
これもアーツ・アンド・クラフツ系のデザイナー、エドワード・ウーアの作品です。彼のエンジェルや聖人は目がきついです。^^; |
こちらもウーアの作品です。 |
この教会には、ハリー・スタマーズのウィンドウもありました。 |
ハリー・スタマーズのウィンドウの右側の部分です。画題はNativity、キリストの誕生ですから、これはAdoration of the Magi、東方三博士の礼拝を表しています。 ハリー・スタマーズは、カンタベリー大聖堂にも素晴らしい作品があります。ちなみに、カンタベリー大聖堂にある20世紀以降のウィンドウは、スタマーズのほかは、クリストファー・ホール、アーヴィン・ボッサニュイという大御所のものだけです。 |