Busbridge, Surrey
バスブリッジは、サリー州のGodalmingの隣接のパリッシュです。静かな住宅街でした。 このSt. John the Baptist教会は、Gilbert Scottによる初期英国ゴシックスタイルの建物で、1867年に完成しました。 この教会には、Edward Burne-Jonesのデザインでモリス商会が製作したステンド・グラス・ウィンドウがあります。 |
この教会を訪問したのは、8月の土曜日の午前中でした。残念ながら、教会のドアがロックされていたので、周りを探すと、レクトリーハウスがありましたので、訪問してみました。 レクターが出てきてくれたので、「日本からここのウィンドウを見に来ました。」と言ったら、スペシャルツアーをしてくれました。教会の中へ入り、レクターの説明付で、各ウィンドウを紹介してもらいました。 これは、この教会の東窓です。上段にセント・ヴェロニカ、イエス・キリスト、セント・ジョージが描かれています。 1899年というと、モリスはすでになく、バーン・ジョーンズも前年になくなったばかりのころす。 モリス商会のステンドグラスが絶頂を極めた1860年代〜1870年代の作品に比べると、若干定型化されすぎている傾向があるようです。 |
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東窓上部の拡大です。 |
東窓中央部の拡大です。 |
東窓、右上部の拡大です。 |
東窓、中央下部の拡大です。 |
こちらは西窓、Burne-Jonesデザイン、Morris & Co製作です。 |
こちらも西窓、Burne-Jonesデザイン、Morris & Co製作です。 |
いかにもモリスっぽいデザインです。 |
これがモリス商会のものなのか、確信がもてません。バーン・ジョーンズぽいデザインではあるのですが、あまり見ない題材だからです。 こういう場合、パリッシュ・チャーチのウィンドウの製作者一覧を載せている素晴らしいウェブサイトがあり、そこでチェックすることにしています。 それによると、モリス商会の他には、A. K. Nicholsonの窓がたくさんありますので、Nicholsonかもしれません。 Nicholsonというウィンドウ・デザイナーはよく知らないのですが、ウェブで検索してみると、ここまでバーン・ジョーンズ的な作風ではないようなのですが、、、、。 |
これもよくわからない、、、。モリス商会の晩期、デザイン主任をしていたJ. H. Dearleのデザインのようにも見えるのですが、自信がありません。 |