Bromley, Greater London (June 2nd, 2008)



A Part of Greater London

ブロムリーはロンドンの南東に位置する町で、このあたりまで来ると確実に都会のにおいがしてきます。田舎にはない大きな建物が増えますし、いろいろな人種の住人で町がにぎわってきます。



St. Peter & St. Paul Church

ブロムリーのセント・ピーター・アンド・セント・ポール教会です。町の中心部に近いので、教会の敷地内が駐車場となってしまっていました。^^

右に見える内陣に、M. E. Aldrich Ropeによる東窓があるのですが、残念ながら内陣はドアがロックされていて入れませんでした。さすがにロンドンが近くなると、警戒が厳しいようです。



Adoration of Magi - by Edward Woore, 1954

しかしながら、北側のチャンセルだけは鍵が開いていて、中に入ることができました。

ここにあるのは、アーツ・アンド・クラフツ様式のデザイナー、エドワード・ウーアのステンドグラスです。
これは「東方三博士の礼拝」で、古来よりステンドグラスの題材として人気のあるテーマです。



Presentation; Flight into Egypt - by Edward Woore, 1954

こちらもウーアによるステンド・グラスです。



Michael - by M. E. Aldrich Rope, 1953

女流ステンド・グラス・デザイナー、M. E. Aldrich Ropeの作品も、このノース・チャンセルにありました。大天使マイケルだと思います。



Uriel? - by M. E. Aldrich Rope, 1953

こちらもロープ女史によるウィンドウです。古拙の味わいがあります。



St. Barnabas's Church, Beckenham

ブロムリーの次に向かったのが、すぐ近くにあるベッケナムの町です。このセント・バーナブス教会には、アーツ・アンド・クラフツ様式のデザイナー、Karl Parsonsの作品があるのですが、残念ながらドアがロックされておりました。



In front of the church, Beckenham

上記の教会の前の風景です。いかにもロンドン郊外の住宅街、という雰囲気です。当然治安も田舎よりは悪いでしょうから、教会に施錠せざるを得ない、という事情もわかります。