Brockhampton, Herefordshire



All Saints' Church

ブロックハンプトンという地名は全英中にかなりありますが、このオール・セインツ教会のあるブロックハンプトンは、「ワイ川沿いのブロックハンプトン」と呼ぶのが正しいのかもしれません。

アーツ・アンド・クラフツ派の建築家、William Lethabyが設計し、1902年に完成した、素敵な教会です。

珍しいことに、屋根は茅葺です!



Chancel

内部に入ると、バーン・ジョーンズデザイン、モリス商会が製作したタピストリーが目を引きます。



Tapestry designed by Edward Burn-Jones

祭壇の左側のタピストリーです。

1875年にソールズベリー大聖堂のためにデザインされたステンドグラスが、このデザインのオリジナルだそうです。



The East Window designed by Christopher Whall

東窓は、クリストファー・ホールの作品ですが、いつもの彼の作品に比べてよりモダンに仕上がっているような気がします。



East Window - Detailt

上記の拡大です。



Christopher Whall's Window

こちらはNaveにあるメモリアル・ウィンドウのひとつです。右側の寝ている女性のデザインは、ピークディストリクトのアシュボーンの教会でも使われていました。



Other Memorial Window

こちらもメモリアルウィンドウです。おそらく幼くして亡くなった子供を記念したウィンドウなんだと思います。いずれにせよ、ホールの描く子供たちは、とてもかわいらしいです。



William Lethaby's Design

レザビーのアーツ・アンド・クラフツ・スタイルの建築のユニークさがわかります。それまでの英国には、こんな形の教区教会はありませんでした。



Tudor House

こちらは教会のそばにあった、ハーフ・ティンバーの住宅です。白と黒のコントラストの美しい建築でした。