Bath, Somerset



Bath Abbey

バースは、コッツウォルズの南西端にある歴史ある街です。

丘に囲まれたエイヴォン川の谷間にある街で、ローマ時代から温泉が出ることで有名で、Aquae Sulisの名前で栄えました。この温泉が、バースの名前の語源となったそうです。

また、ジョージアン時代には、温泉が多くの人を引きつけ、英国有数のスパ・リゾートとして繁栄しました。

ローマ人時代からの歴史、修道院を始めとする中世の建築、そしてスパ・タウンの優雅さを併せ持つバースの街は、1987年に世界遺産の指定を受けました。

左は、バースの町のシンボルのひとつ、バース大修道院です。




Medieval Window

バース・アビィの中世のステンド・グラス・ウィンドウです。



Modern Window

こちらは20世紀になってから造られたとおぼしきステンド・グラスです。



Bath Abbey

バース大修道院の東側です。堂々とした大伽藍です。

ちなみに、写真の中央左がタクシー乗り場となっており、歩くのに疲れたら、ここからタクシーに乗って次の目的地に向かうもよし、です。(とは言うものの、バースの街は徒歩で十分に回れるぐらいにコンパクトなのですが・・・)



Bath Abbey and the entrance of Roman Bath

西側から眺めるバース・アビィと、右はバースの名前の由来ともなったローマ時代のお風呂の跡、ローマン・バースへの入り口です。

このエリアは、ローマン・バースの他にもナショナル・トラストのショップがあったり、有名なパン屋さんがあったりで、観光客がたくさん集まるエリアでした。



Roman Bath

ローマ時代に、この地にコリニウムという殖民都市が作られ、入浴の好きなローマ人たちが大きな浴場を作りました。その浴場の遺跡が、ローマン・バースです。

にごった水の色を見ていると、ちょっと入る気にならないのですが、昔はきれいだったのでしょうか、、、。^^;



Roman Relics

ローマン・バースの博物館には、ローマ時代からの遺物が多数展示されており、お風呂の跡よりこっちのほうが、はるかに楽しめます。

また各国語の案内をしてくれるオーディオ・セットの貸し出しもありました。



Pultney Bridge

エイボン川にかかる橋、パルトニー・ブリッジです。橋の上が店舗になっています。



Village Store and Post Office

これはパルトニー・ブリッジの橋の上にあるお店です。各種のThimbles(指貫)が充実していました。



Royal Crescent

バースのランド・マークの一つ、ロイヤル・クレセントです。優雅に馬蹄形というか半円形を描く、大きな建築物です。



Flowers

ロイヤル・クレセント近くの公園にて。

バースに限らず、スパ・タウンというのは花が多くてきれいな街が多いですね。北ヨークシャーのハロゲイトやケントのロイヤル・タンブリッジ・ウェルズもしかりです。



Apsley House

2004年の夏に一泊したB&B、アプスリー・ハウスです。バースの鉄道駅からタクシーで10分弱で、閑静な住宅街の割には、どこに出かけるのにも便利な場所にありました。

また、ご覧のように、駐車場も完備しています。

ちなみに、The AAのレーティングでは5つ星、さらにブレックファースト・アワードも獲得しておりました。



Receptin

アプスリー・ハウスのレセプションです。B&Bですが、よりホテルに近い感覚の宿でした。



Lounge

ゲスト用のラウンジです。



Bed Room

我々の泊まったベッドルームです。



Breakfast

アプスリー・ハウスのバッフェです。The AAのブレックファスト・アワードを獲得しただけあって、朝食は、質・量ともにとても満足できるものでした。

左の写真をご覧になるとわかりますように、マーマイトを始めとして、リー&ペリン・ソースやハインツのトマト・ソースも見えており、ブリティッシュなものを追及する方には、お勧めの宿です。

もちろん、ホット・ディッシュも美味しいものを持ってきてくれます。