Hindhead, Surrey (June 6th, 2008)
ヒンドヘッドはヘイズルミアの北西に位置する静かな住宅街です。これはそこにあるセント・オールバン教会です。 さほど大きくもなく歴史もそれほど古くない教会ですが、中は見ごたえがありました。 |
この教会には、アーツ・アンド・クラフツ様式のステンド・グラス・デザイナー、カール・パーソンズの素晴らしいウィンドウがたくさんあります。これはそのひとつ、教会の顔に当たる東窓です。 Karl Parsons (1884-1934)は、15歳の時にクリストファー・ホールに弟子入りし、アーツ・アンド・クラフツ・ムーヴメントに強い影響を受けました。 この作品は師匠のホールの影響が強いというものの、すでに彼独自の個性も見え、25歳という年齢を考えると素晴らしい作品に仕上がっています。 非常に美しいウィンドウなので、下記に各パートの拡大画面を貼り付けておきます。 カール・パーソンズの実物を見たのは初めてでしたが、そのインパクトは初めてクリストファー・ホールのウィンドウを見たときと同じぐらい大きなものがありました。 |
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こちらもカール・パーソンズによるウィンドウです。下記にそれぞれの拡大を張っておきます。 |
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こちらもパーソンズの作品です。下記に拡大を張っておきます。 |
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キリストの造形は、一見、クリストファー・ホールに見えるほど、師匠の影響が強いです。また、回りのエンジェルの造形は、先輩だったルイス・デイヴィスの描き方の影響も受けているように見えます。 |
こちらもパーソンズの作品です。この教会の中では一番古く、パーソンズがわずか24歳で制作した作品です。いかに早熟の天才かよくわかります。下記に拡大を張っておきます。 |
食後、上記の居間で雑誌でも読みながらくつろぐことが出来ます。 |
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こちらもパーソンズ。製作年は一番新しいものです。下記に拡大を張っておきます。 |
食後、上記の居間で雑誌でも読みながらくつろぐことが出来ます。 |
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エンジェルの表情に、先輩のルイス・デイヴィスにも影響を受けていることが見て取れます。 |
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こちらはカール・パーソンズの師匠、クリストファー・ホールの作品です。下記に拡大を張っておきます。 |
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