James Herriot - Children's Books
ヘリオット先生の子供向け絵本の第1号です。 原作は"VET IN HARNESS"の第11章の「豚に育てられた子猫、モーゼス」の話です。 ピーター・バレットの挿絵は人里離れたデールの農場を美しく描き出しております。風景の雰囲気からすると、モデルにしたデールはスウェイルデールの上流、もしくはアーケンガースデールあたりでしょうか。 なお、このカバーは、アメリカ版で、セント・マーチンズ・プレスから出版されたバージョンです。私が持っている英国版のマクシミリアンから出版されたバージョンは、アメリカ版より一回り小さく、カバーのタイトルが四角い囲みに入っておりません。 |
「たった一度のワン!」ですね。原作は"VET IN HARNESS"の第26章の「生まれつき吠えることのできないシープドッグが唯一吠えたとき」の話です。 |
私の大好きな「クリスマスの子猫」です。 原作は"VETSI MIGHT FLY"の第10章の「クリスマスの朝に瀕死の母猫に連れられてきた子猫」の話です。 ヘリオット先生はこの話も大好きだったらしく、この絵本のほかにもオムニバスの"JAMES HERRIOT'S CAT STORIES"(邦訳:猫物語)でも紹介されています。 なお、この作品からイラストレーターがルース・ブラウンに変わりました。ルースの挿絵も、詩情を感じる素敵なタッチです。なお、本編では母猫のデビーも子猫のバスターも黒猫だったと思うのですが、絵本では雉トラというかタビーになっています。 |
はじめ読んだとき、この絵本の原作がよくわかりませんでした。 |
ヘリオット先生の子供向け絵本の第5号です。 |
「市の日にちんちんをしておねだりする犬」のお話です。 |
「社交的な猫、オスカー」のお話です。 |
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JAMES HERRIOT'S TREASURY FOR CHILDREN (1992) |